ユニバーサルエンターテインメントがホール景品ブランド「sevens」を発表
ユニバーサルエンターテインメントがホール景品を「sevens」というブランドにして売り出すようです。
http://www.universal-777.com/sevens/
上記が「sevens」の公式サイトになります。どの商品も「MADE IN JAPAN」の上質な小物です。
今のところ商品の納入先はダイナムのみのようです。
一体これはどういった狙いがあるというのか?
1.ホール景品の魅力でパチンコ・パチスロユーザを増やす?
パチンコホールにいるユーザとこの商品は客層的には全く合わないでしょう。
ダイナムは低貸専門店もあるくらい貧乏人向けの店が多いのです。1円パチンコやってるオジサンが「万発でたからmoney clipと交換しちゃうぞー」なんてありえません。
ゴッドやバジリスクなどのキャラも見当たりません。少ないが購買動機といえばユニバーサルオリジナルキャラが入ってくることくらいでしょう。
おそらくあまり売れないし、ユーザがこれを目当てにパチンコホールにくることもないと思われます。
買い上げ方式であればホール経営を圧迫するだけです。
2.経営多角化でブランドショップを作りたい?
縮小するパチンコ市場から脱却するため、ブランドショップを作ろうとしているのでしょうか。
この商品はほぼ製造会社丸投げでしょう。おそらくぼられています。
巷にある無数の高品質ブランドと競争して勝てるわけはありません。
価格競争力もブランド力もありません。
そして「sevens」という由来もパチンコの7という短絡的なものなので、一般の人は嫌悪感を示す人が大勢でしょう。
3.機暦のかわり
定期的にsevens景品を納入することでこれからの新台の機暦扱いとする。
これであれば粗利が低いのでまだ自社の台を機暦として売ったほうがいいだろう。
4.ユニバーサル・ダイナムカジノ連合の布石
ダイナムは日本のカジノ誘致に非常に関心があります。HPでも以下のように将来の新規事業として捕らえています。
事業の新たな可能性を広げるジャパン・カジノへの挑戦
2012年8月の香港証券取引所上場以降、様々な関係者とお会いする中で、特に2020年東京オリンピック誘致が決定したあたりから、日本におけるカジノ誕生への注目が増してきたことを感じます。ラスベガス、マカオ、シンガポールまたはマレーシアのカジノオペレーターたちはすべて日本のカジノマーケットに関心を持っています。
日本国内でのカジノ法案は2014年6月くらいに国会で審議されるものと予想されています。 現在提出されている法案は基本法であり、仮に基本法が成立した場合、1年以内にカジノ実現に向けた法整備が急速に進められることになります。その法整備の中で、日本におけるカジノの立地や開発規模、オペレーターの条件など、詳細が決定されていくことになります。
当社グループにおける47年の歴史を踏まえ、次の投資先として日本におけるカジノは非常にふさわしいものと考えています。マカオで知識を蓄積するチャンスにも恵まれていますし、日本でのカジノ参加が決定すれば、当社グループの新たな事業の柱になることは間違いありません。
誰もsevensブランドなんていうものは最初から成功するとは思っておらず、日本でのカジノを誘致するために単独では難しいのでユニバーサルと繋がっておきたい。
ある意味カジノの機暦のような扱い。
ユニバーサルの本件担当者がよほどの阿呆でないかぎり、1.2.3はありえないのではないだろうか。
私は希望的観測で4.であるのかもしれないと思っているが。。
なぜこんなブランドを作ったのか全く不明です。誰にも益がないものに見えて仕方ありません。(また会長の道楽でないことを祈ります。。)
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