ユニバーサルエンターテインメント 2017年の展望と今後について
どうも、新年早々ユニバーサルエンターテインメントが3500円を突破するというおめでたい状況です。
皆様もハッピーな気持ちで新年を迎えられたのではないでしょうか?(売り豚除く)
2017年、そして今後ユニバーサルエンターテインメントはどうなるかということについて主観を交えて書きたいと思います。
カジノ事業
オカダマニラ
カジノ事業の今年のトピックスとしてはまずオカダマニラがどうなるかということでしょう。
現状はカジノフロアの一部と中華フードショップがオープンしているようですね。
その後、直近ではドームビーチ、ナイトクラブのオープンがあります。
The party never stops at the largest ultra-luxury beach club and night club in Southeast Asia. Rising soon at Okada Manila. #CoveManila pic.twitter.com/Odgnb9pWKT
— Okada Manila (@okadamanila) January 4, 2017
更にホテル、噴水、ショップ全店等段階的に施設を営業するようです。
当初、これだけしかオープンしないのか。。しかも段階的に。。。と思っていたのですが、ニュースに事欠かないという面では株価的には良かったのかもと思ってしまいます。
これによって、事業が進展するにおいてタイガーリゾートからIRがリリースされ、それを親会社のユニバーサルエンターテインメントが翻訳リリースという具合になり、今までオカダマニラについて公式発表が少なかった状態から多くのIRがリリースされる状態になる可能性があります。
1月12日には安倍首相が訪比、1月末にはミスユニバースがオカダマニラで開催され日本のメディアでも脚光を浴びることも考えられます。
そして2月末にはオカダマニラがグランドオープンします。
そこからは圧倒的スケールで世界中の富裕層を呼び込むことができるかどうか四半期ごとの業績を楽しみにしましょう。
また、フェーズ2以降の建設や他の地域のリゾート開発、空港整備等どの時点からとりかかるのかということが気にかかります。
現状、そのプロジェクトすべての資金を有していないので何らかの資金調達が必要でしょう。
今までのように私募債や借入の可能性もありますが、今年はタイガーリゾートの上場とウィンリゾーツとの裁判が決着するはずなのでその資金をもとに次の投資を始めるということも考えられます。私は後者のほうが可能性が高いのではと思っています。(補助的に借入や私募債も利用するかもしれません)
ともに数千億のスケールですのでこれらが解決すればフィリピンプロジェクトの資金問題は完全になくなるでしょう。
日本カジノ
日本のカジノ法案が成立してからユニバーサルは公式にはなんのアクションもとりませんでした。
今年はカジノ法案の実施法が議論される年なので日本カジノも大きく進展するでしょう。
その中で岡田会長は札幌は魅力的だと思っているようです。
Okada said he sees the northern city of Sapporo as an attractive location due to its natural resources and good seafood, and its existing popularity with tourists.
引用元: Philippine Casino Market Could Surpass Singapore, Okada Says – Bloomberg.
うーん。。東京でも横浜でも大阪でもなく札幌ですか。。良いところですが、日本でカジノを作るために一番の場所とはとても思えないですね。
東京横浜大阪は既に外資がおさえているという話を裏で掴んでいるからこんな発言をしたのでしょうか。。
絶対に大都市圏でやるべきです。カジノ誘致の関しては供給過多にならないように慎重に行うと国会で議論されていたので誘致に成功して需給関係が良ければほぼ儲かる算段なのです。
開業は5年以上先の話ですが事業者の選定前にセガサミー等と国内カジノ連合を組み、首都圏か大阪をとるのが理想です。
国内カジノ連合は2017年今年に結成すべきだと私は強く思います。石原軍団の岡田会長と安倍政権の里見会長が組めば外資に太刀打ちできると期待しています。
パチンコ・パチスロ事業
2017年パチンコ・パチスロ事業はどこまで売上を維持してコスト削減できるかにかかっているでしょう。
旧基準機の混在状態による新基準機の低迷が問題で今年旧基準機を30%以下にするようですが、カジノ法案によるギャンブル依存症対策の一環として業界内で旧基準機完全撤去を決定すれば今年特需となり高水準の利益を享受することができるでしょう。
逆にパチンコ店入店にマイナンバー必須等の規制が実施となればパチンコ業界の急激な衰退から更に厳しい状況に追い込まれるでしょう。
マイナンバーの管理は機械の設置と運用費×1万店舗となると莫大な金額となるので実現できないのではないかと思っています。
また、万が一実施されたとしても今年中に実現できる問題でもありません。
ユニバーサルとしては2016年度は残り「スターオーシャン4」「アナザーゴッドポセイドン」「ハナビ系」等、業績予想を達成できる見積もりはたっています。
しかし来期以降は売上を減らしつつも機械原価減で営業利益150~200億程度の収益になる危険もあるのではないかと思っています。(今期は上期だけで営業利益155億)
どれだけ売れるのか検討がつきません。しかし5号機初期のように壊滅的な赤字になるわけではなく需要に見合ったスリム化を実施し、利益を確保できる実力は今のユニバーサルにあるはずです。富士本社長は売れる画期的な台を作るのには不得手ですが、こういう利益のコントロールはできる人だとみています。
ということをまとめると
今後はパチンコ・パチスロ事業の衰退をいかに早くカジノ事業がカバーして全体を底上げするかというのがユニバーサルの状態です。
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