オカダマニラ、パラダイス・シティがまもなく正式開業。獣王、ポセイドンを通して連携強化？

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3月31日にユニバーサルエンターテインメントのオカダマニラ、4月20日にセガサミーのパラダイス・シティの開業が決定しました。

パチスロのハード・ソフト面で協業している両社が同時期にカジノを開業するのは、日本を代表するカジノ企業連合を想像させます。

もちろん、ユニバーサルエンターテインメントの方がカジノ運営経験や投資金額、市場環境に圧倒的な優位性があります。

しかし、開業にあたっての告知で気になることがあります。

セガサミーは事前に日本国内にも広告を出したり、開業のIRをリリースしています。

また、セガサミーの社員を数十名を現地に送りノウハウを得て、最終的には100人以上にするというシナリオも期待させます。

セガサミーグループと韓国・パラダイスグループとの共同プロジェクト
仁川国際空港隣接エリアに、韓国初の統合型リゾート（IR）施設が誕生

このバナーは私が実際経験したものですが、思わず「おっ」と関心しました。

それと同時に、先行しているユニバーサルエンターテインメントは何をやっているんだという苛立ちも覚えました。

ユニバーサルエンターテインメントはグランドオープンの日程が決まったのに開業のIRも告知もありません。

現地法人を作り、そこですべてやってくれというスタンスに見えます。

ユニバーサルエンターテインメントの社員がどの程度関わっているのか不透明で岡田会長しか登場人物が見えません。

日本のカジノ誘致が決まった時に、このような状態で良いのでしょうか？

もう少し日本国内でのアプローチも考慮してほしいものです。

話は少し変わりますが、アナザーゴッドポセイドンがリリースされました。酷評もありますがまだ初週なので評価については少し様子を見ましょう。

注目すべきはポセイドンでのプレミア演出にセガサミーの演出が多く関わっているようなのです。

これらはすべてセガサミーのものです。

ゴッドの世界観を壊しているのではないかという意見もあるほどセガサミーのコンテンツを入れていますね。

また、セガサミーの新台にもユニバーサルのコンテンツであるドンちゃんやGODの演出が加えられています。

ここで両社の共同出資会社ジーグ設立のIRを抜粋します。

両社が持つハードウェア分野のノウハウを最大限に活用し、遊技機のユニット・部品のプラットフォーム化を視野に入れ、永続的に協業を推進していくことを目的として当合弁会社を設立するに至りました。

当初ハードウェア分野だけの協業でしたが、ポセイドンを見るにソフト面でもある程度協力しあっていると言えるでしょう。

これが何を意味するのでしょうか。

この先には日本のカジノでの連携があるのではないでしょうか。

私は何度もこのブログで言っていますが、ユニバーサルとセガサミーが外資のカジノ運営企業に勝てる唯一の国産カジノ連合だと思っています。

東京、大阪などの大都市圏のカジノ誘致を国内企業で実現できるように、一刻も早い両社の連携を期待しています。