ユニバーサルエンターテインメント 第44期定時株主総会に参加しました 後編

公開日: : カジノ, パチスロ,


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ユニバーサルエンターテインメント 第44期定時株主総会に参加しました 前編

前回の続きです。

株主総会での各トピックスについて感じたことを書いていきます。

パチンコ・パチスロ事業

パチンコの出玉上限規制、パチスロの6号機規制や更なるユーザ数の減少についてユニバーサルとしてどういう対応をとるかという話がありました。

パチスロについては2013年頃から実施している部材共有化などの構造化改革によって20~30%の市場縮小の想定で動いており、対応できているとのこと。

この原価低減によって、利益率トップを目指してるようです。今までと同じような感じですね。

パチンコについてはまだ利益率を上げる余地があるとのこと、現状は部品の大部分が半年前までに発注せねばならず、出荷台数予測を誤ると赤字になってしまうという状況。

1割の売れ残りでも赤字になり、リスク率が高いとのこと。この問題に対してセガサミーとの合弁会社のジーク社を通して部材を共通化し、リスク率を低減させて利益率を高めていくとのこと。

この点は富士本社長が力を発揮できるところで、パチンコ規制による特需という絶好の機会もあります。

これについては7/30のユニバカでジークより発表があるようです。

今までユニバーサルはパチンコはクソ台ばかり作っています。売れ残りによるリスクが高いのであれば少数台しか準備できないでしょうし、万が一ヒット機種が生まれても増産、再販は半年以上先となります。パチンコの構造改革を通してチャレンジングな施策をとっていただきたいですね。

パチンコパチスロ双方に言えることは原価を下げて利益率を上げるということです。これは良いことですが、肝心の売れる台を作るという点で富士本社長から何か具体的な方針をきいたことがありません。

どこにでもある製造業の社長という印象でパチンコパチスロに特化した強みが感じられません。

最も大事なことは劣悪な環境下でも番長3のように売れる台を作ることだということを理解していただきたいですね。

 

カジノ事業

オカダマニラ建設の進捗状況はRWMの火事によって、マニラエンターテインメントシティのカジノすべてに安全管理を見直すようにフィリピン政府が要望しているようで、これによる遅延が発生しているとのこと。現在、客室は484室できているが稼働は100室程度で年内には500室弱程度まで上げていく予定のようです。

また、現状はお客様はローカルフィリピン人が中心のため赤字となっている。黒字化で成長していくにはVIP層が必要で、ホテルの一部、VIPルームやドームビーチ(含ナイトクラブ)が年内目途で完成してから誘客するようです。

既に大よその施設は完成しているように見えるので、かなり保守的に言っているのかな?と思っています。各施設がおおむね完成する目途がたっていても、すべての施設が完成するにはANDの確率で計算しなければいけないので年内という期限を設けたのかもしれません。それほどVIP客の誘致には神経を使っているのでしょう。

 

また、ユニバーサルは世界3大カジノを目指しており、オカダマニラやその土地、カジノノウハウ、WYNN株資産等をフルに活用して実現するようです。

この世界3大カジノというのはインパクトがありますね。(ラスベガス、マカオ、フィリピンってことかとも思った)

TOP3になるといういうことは時価総額は1兆円を軽く超える価値があるということです。

またフィリピンの土地自体も元値から何倍にもなっており非常に価値があるということをアピールしてました。

この土地での事業についてはアナリストからも高い評価を受けているようです。私もそれには同意見です。

これは意外に軽くみられている気がします。

 

そして、建設費用、その金利利息についてはオカダマニラの施設全体が完成後に減価償却されるようです。

これがいつ完成すると判断するかで決算の数字が大きく変わってきますね。少なくとも直近は数字が良く見えるでしょう。

 

日本のカジノについてはジャンケット禁止や入場料徴収など想像を絶する規制の嵐で、カジノを良く知るユニバとしてはルールが決まってから判断するとのことでした。

私も当初は日本のカジノに期待していましたが、この現状を見ると旨みもなく、相当しょぼいカジノになりそうです。

ユニバーサルがこう思うということは、1兆円投資するとかいってる外面だけ良い外資も同じ考えで投資を絞ってくるでしょうね。

これで世界有数のIR施設を作ってもらえると思っているのでしょうか?

 

ウィンリゾーツとの裁判

ウィンリゾーツとの裁判については、岡田元会長がいなくとも方針は変わらず、基本的には最終決着までもっていくとのこと。

理由はユニバーサル側はディスカバリーが終わっているが、ウィンリゾーツ側はディスカバリーの準備も終わっていない。岡田元会長がいなくなったことで、ウィンリゾーツは第3者に対して懲罰的措置をとったとみられることになる。(ホントかよ?)ユニバーサルに有利な状況で今後加速度的に進展がある見込みだからとのこと。

前年度岡田前会長が言われたアメリカ人、特にカジノ企業に恩恵を受けているネバダ州の国民感情による判決のリスクや裁判継続固持のWYNN株資産塩漬けによる代わりの資金調達コスト(800億円超+株価の不安定化)と勝訴時の恩恵は適切に考慮されているのか不明で岡田前会長の方針をただ踏襲しているようにも見えます。

岡田前会長は本裁判に関してはプライドでゴリ押ししている面が強く、柔軟に考える必要があります。

たとえ勝訴しても最短で2012年に和解(成立したとすれば)を選択した以上の利益を得られなければ、裁判が株主から賞賛されることはないでしょう。

また、この裁判の方針は資本と経営の分離によってオカダホールディングスとは関係ないという話でしたが、この状況でよくそんなお花畑なことが言えるなと感じましたね。(表向きの発言かもしれませんが)

富士本社長ら経営陣が裁判続行と決定しても、オカダホールディングスがウィンリゾーツとの和解に賛成し、経営陣が従わないならば簡単に解任可能なわけですよ。

人前でうまく喋れず、何をやっているかわからないような管理業務をしているオカダホールディングス株主の岡田幸子氏が役員に適性があるなんて思っている株主が何名いるでしょうか?

これでも資本と経営の分離を主張しますか?

という問題はありますが、少なくとも裁判は終わりに向かっていることは良いことですので、今年から来年にかけて非常に期待できる案件でしょう。

 

付帯事業

岡田美術館やアスリートクラブ、女流将棋のようなコアビジネスから外れているようなものはどうか、ということについても質問がありました。

これらはサブビジネスとしてコアビジネスから外れているわけではなく、文化貢献として重要であるという認識のようです。

確かに余裕があればこのようなもののスポンサーになってもいいかもしれません。

しかし現在ユニバーサルは多額の資金が必要な状況でそれを高金利で調達しています。そのような状況下でスポンサーをやるのはナンセンスですね。

まだ、岡田美術館はオカダマニラにも美術品を供給する可能性があるのでわかりますが、アスリートクラブや将棋なんかは全く関係ありませんよね。

しかもアスリートクラブは維持費がかなりかかっているでしょう。そのコストがどれだけの成果を生んだのかフィードバックしたことがありますか?

同じコストをかけるならば、先日マニラエンターテインメントシティであったマラソンのスポンサーの方がより少ないコストでたくさんの成果をあげていましたよ。

フィリピン人はユニバーサルがパチンコ企業という先入観がないので、こういった活動に対して非常に好感を持っています。

SNSで数百はアップされているランナーの笑顔とオカダマニラの写真を見ればわかるでしょう。

runrio

アスリートクラブでこんなことは1回もありませんでした。

将棋には富士本社長の思い入れがあるのでしょう。

ということで付帯事業はやりたいならポケットマネーでして欲しいですね。

 

今年の株主総会は色々あって出た甲斐がありました。

また来年も騒ぎが起きることを期待しています。いい意味の騒ぎであってほしいですねw

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  • 年齢:32
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