ユニバーサルエンターテインメントは現在も経常利益、純利益では業績予想を変えない方針
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株
久しぶりにユニバーサルエンターテインメントのIRに電話をしました。
窓口の方に「メールで問合せしてもらえますか?」と門前払いをくらいそうになったのでネチネチと会話をかわし、3回の確認待ちを経てIRに繋いでもらうことができました。
IRへの問合せが多いようです。皆さん電話は控えましょうw
問合せた内容は業績予想についてです。
以前もお伝えしましたが、現在の状況と業績予想の差分は以下になります。
業績予想(9ヶ月最悪ケース)との比較
売上高 101,900百万円 -> 43,385百万円(58,515百万円減)
営業利益 16,700百万円 -> -10,301百万円(27,001百万円減)
経常利益 16,700百万円 -> -10,876百万円(27,576百万円減)
純利益 15,800百万円 -> -6,615百万円(22,415百万円減)
また以下でも業績予想について触れていますが、これを達成するには「ポジティブな要素での未確定案件」しかありません。
ユニバーサルエンターテインメント平成29年12月期 第2四半期決算が発表されました
業績予想変えず
これだけ業績が低迷しているのにも関わらず、通期の業績予想は変更しないと明言されました。
理由はカジノ事業の急成長、裁判費用の負担減、国内規制のネガティブ要素出尽くし、ポジティブな要素での未確定案件のためのようです。
上記4つのうちで現状から通期の予想まで達することができるものは「ポジティブな要素での未確定案件」しかありません。
IR担当者も現時点では本業のパチンコパチスロ事業の規制で売上高、営業利益は困難であるとの見方でした。
しかし、12/20現時点でも「ポジティブな要素での未確定案件」による特別利益での純利益に加え、経常利益も達成する予定のことでした。
私は内容を聞き返しましたが同じ回答が返ってきました。
業績予想を達成できる未確定案件が何かは言いませんが相当絞り込めます。
これから年末までにリリースされるIRには要注目です。
過去には12/28や12/29にリリースされたこともあるので年末ギリギリまで引っ張る予定なのかもしれません。
正直、今年はもう何もないのかと思っていたら、まだ実現予定であったというサプライズがあったのでブログ記事としました。
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